question:1203655934 開かずの天窓:2階トイレをネットで展示会
先日のイエ・ルポ 2 #007、テーマ「イエ改造計画!今のイエ、どこをどう変えたい?」にて、『開かずの天窓を、開けれる天窓に・・・』を書き込みました。ず〜っとレスのつかないツリーだったのですが、20回の回答権が過ぎた最終日に、TomCatさんがとっても丁寧なレスを付けてくださってたんです!!
http://q.hatena.ne.jp/1203655934/145783/#i145783
開く構造にはなっているんですね? TomCat
(略)天井の窓はなかなか難しいですね。何かいい製品があればいいのですが、検索してみてもなかなか見つかりませんでした。一度専門の業者さんに問い合わせてみるといいかもですね。
TomCatさん検索までしてくださり、ありがとうございました〜m(_ _)m
そして、誤解も若干ありまして、お手数掛けてスミマセンでした。
もうお気持ちが嬉しくって、とりあえずイワシのコメント欄に下記の内容を掲載しました。
(冒頭あいさつは割愛) 2階トイレの天窓は、ご指摘の通り『天井に付いている窓』でございます。 私としては、天窓から夜空を眺めてみたいという希望がありました。 また機能面でも工夫をした設計だったそうです。 トイレ前にはベランダ側に窓があります(これはトイレ向かいの壁についた窓)。 トイレのドアを空け、天窓とドア前の窓を開けると、空気の交換もできる・・・予定でした。 実は、現在の自宅の設計は、父が手がけたものなんです。 自分の趣向を組み込んだにもかかわらず、閉めたときの隙間から雨漏りしたら面倒だ! ということで、『開かずの天窓』と化してしまいました・・・(苦笑)。 透明なガラス窓なら夜空も見れたかもしれませんが、 強化ガラス(?)で網目入り半透明ガラスなので、それも叶いません。 メンテナンスの事まで考えた設計だったら、天窓も開けれたかもしれません。 空気を構造的工夫で入れ替え、なおかつデザイン性を追求した試みだったのですが、 う〜ん、なかなか実生活を送り出すと、色々と支障が出てくるようです。 慎重派ながら、家づくりを楽しむ父の創った家。 あれもダメこれもダメという事多々あるのですが、愛着もその分ありますね。 家族みんなで過ごした思い出も詰まっているので、これからも大事に使っていきたいです。
と、いうことでして、TomCatさんご提案の『業者さんに問い合わせ』の場合、イコール設計主でもある『父に問い合わせ』ということなのでございます(完全自滅状態です:苦笑)。
ところかわって、先日の日記では、ピックアップしてもらった『壁裏部屋』をネットで展示会と称して紹介させていただきました。この際だし、父にとっては『開かずの天窓』でも、デザインは気に入っている自慢の2階のトイレ(使用厳禁)も紹介させていただきます(笑)
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080301 にも書きましたが・・・
2階トイレ増設など興味のある方、御覧になると面白いかもしれません。(2階トイレの落とし穴的な話も書いちゃいました)。
●2階トイレのドアを開けると、新品同様のトイレットさん
●ちょっと上を見上げてみると・・・なにやら格子が見えますねぇ
●格子の向こうに見えるのが・・・噂の『開かずの天窓』です。
●窓ははめ殺し(固定窓)でなく、電動で開閉できるハズでございます。
ペアガラス(二重ガラス)で結露防止がされています。
より拡大してみると、不透明で強度を上げるための網目も見えます。
●空気交換のための天窓だったんですよ・・・
トイレドアを開けると、その前に窓があります。
両方開ければ、構造的には自動で空気の入れ替えができるハズでした。
さ〜て、なんでこんなことになったのか・・・。
父いわく、最初の2年間は無料で修理してくれるので、家が出来てから頻繁に窓を開けていれば、あの窓が使い物になるか・ならないかの判断ができたとのこと。2年限定でなら開けることも可能だったわけです(知らんかったよ、わたしゃ)。
でも、窓を開けたのは父が工事現場のおっちゃんたちと一緒にいる時に、一瞬だけ。2年以上開けれなかったのは、当時の父はまだ単身赴任中で、あの窓を開けれる権限の持主が不在だったことに起因します。
じゃぁ、十年以上たった今開けたらどうなるの・・・?
答え:詰まってる砂埃がドッサリ降ってくるか、既に開閉機構が壊れてるかもしれん。
ダメダメじゃん(怒)。
じゃぁじゃぁ、屋根上ってチェックして開けてみるのは?
答え:お前のような大柄なのは、屋根裏にも屋根上にも乗ったら天井が抜ける。
もともと取り付けてくれた業者に費用を出して、色々直してもらう。
場合によっては高くつくよ〜〜〜〜〜〜〜(驚愕)
うっ。家計を預かる私としては、痛い出費金額を提示されました(泣)。
ちなみに、なぜ2階トイレが使用厳禁になったか。
これは、別の理由です。
なんと、2階トイレの水がダダ漏れしたのです!!
そこは、1階天井の埋め込み型のエアコン付近(驚愕の事実)!!
急いで担当の業者さんに見てもらったら、初歩的な配管の接続部品の違いとか。
どうやら、とりつけた作業員さんが若手だったのか、部品を間違えたらしい。
しかも、1階天井裏には、明らかに業者さんのトンカチが置き忘れてあった(苦笑)。
父いわく、業者や大工なんて、そんなことしょっちゅうだぞ!
『設計した父さんだって、現場監督として何度もチェックしに来たって、
壁裏や屋根裏や天井裏や床下までチェックしきれないんだよ(溜息)』
『そうか〜。父さん大変な仕事してたんだねぇ・・・(同情)』
『で、そういう訳で、1階天井のエアコン壊れるとウン十万かかるから、
2階トイレは使用厳禁だよ。大して詰まらせたら最後と思え!』
『・・・・・(ショック)!!』
こうして、2階トイレは『開かずの天窓』だけでなく『使用厳禁トイレット』と化したのです(泣)。
いつかこの『開かずの天窓』のスイッチを『開』に入れてやる〜(微笑)